先日、高齢者人口は増加を続け65歳以上の人口が2900万人を超えたことが発表されました(総務省統計局より)。また、内閣府の高齢社会白書では、平均寿命は2015年に男性が80歳、女性が87歳になると予想されています。比べて歯の平均寿命は短く、現在、2500万人の方が入れ歯を利用していると言われています。

 歯科疾患実態調査の結果では、50歳代中頃から入れ歯を利用する人が増加し、75歳以上ではおおよそ2人に1人が総入れ歯を利用していると報告されています。「寿命が延びる=歯を失ってからの生活が長くなる」とも考えられますが、入れ歯利用者の多くが「痛い・噛めない・外れやすい」等の悩みを抱えていると言われています。

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