使わなくなった入れ歯や抜いた歯を供養する「歯の供養祭」が8日、佐賀市の潮音寺であり、約10人が参列した。「入れ歯」にちなみ10月8日に県保険医協会が初めて開いた。

 約50人分の入れ歯や抜いた歯を前に経が読み上げられ、参列者が焼香。同協会の新井良一副会長が「食べられる喜びを確認し、歯や入れ歯を一生涯大切にしてほしい」と供養文を読んだ。入れ歯の金属は精錬、リサイクルして県難病相談・支援センターなどに寄付する。供養祭は来年以降も続ける

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